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呼吸の適量とは

こんにちは!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

人の呼吸の特徴として、息を吸う筋肉は強化され、息を吐く筋肉は弱化しやすいというものがあります。その理由として、息を吐く筋肉は努力をしなくてもゴムを伸ばすと勝手に縮むという法則と同じで、息を吸って胴体や肺、皮膚や筋肉が膨らむことで自然と縮むことで、体内の二酸化炭素を勝手に体外へと放出することが出来ますので、日常的に息を吐くよりも息を吸う方に意識がいきがちになります。また空気は体内の低圧にある場所に入りやすくなっていますので、日常から腰や肩、首回り、背中などがガチガチに緊張している箇所には空気が入りにくい性質を持っていますので、余計に血流の流れにも影響を及ぼして、痛みや不調に繋がりやすくなります。それだけ呼吸の適正化の有無によって、身体の影響は大きくなってきます。

それでは実際に身体の不調になっている人の呼吸のパターンとして、息を吸いすぎているのが特徴的ですが、意外にも喘息にお悩みの方に関しても呼吸回数が健康な人と比較して多かったり、一回の換気量、1分あたりの換気量も多い傾向にあります。通常の理想的な安静時呼吸(日常生活で呼吸を意識しないレベル)では1分間の呼吸回数は10回以下、1分間の換気量は約5リットル、息を吸った時は首や胸回りよりもお腹が優先的に膨らみ、息を吐いた時はお腹の筋肉の働きが優位になり、息を吸う時よりも息を吐く方が長いということが理想です。

今度は血中pHについてです。こちらは7.365が基準値として、7.8以上のアルカリ性に近い、あるいは酸性である6.8以下に数値が傾くことで「身体になしかしらの不調」ひどい場合は「生命の危機」というものが誘発されてしまいます。これを避ける為には常に呼吸のコントロールによって、血中pHを理想値に近づけることが健康を維持する上でも大切になってきます。危険なアルカリ性に近づく為には、実は口呼吸や過呼吸を数秒行うだけで、簡単に傾いてしまいますので、マスク社会において出来るだけ呼吸の適正化がお勧めです。健康作りの参考になれば幸いです。