なぜマットピラティスは難しく マシンピラティスの方が簡単なのか
はじめに
ピラティスを検討されている方から、よくいただく質問があります。
マットピラティスとマシンピラティス、どちらが簡単ですか?
多くの方が
マット=初級
マシン=上級
というイメージを持っていますが、実際の現場では逆のことが多く起こります。
横浜筋トレスタジオでは、姿勢・動作・痛み・安心感を大切にしながら、無理のない順番で身体を整えていきます。この記事では、なぜその順番が理にかなっているのかを、分かりやすく整理します。
マットピラティスが難しいと感じやすい理由
マットピラティスは、床の上で自分の身体だけを使って行うエクササイズです。
一見シンプルに見えますが、最初から同時に求められる要素が多いのが特徴です。
自分の体重を自分で支える
床反力を利用しながら姿勢を保つ
呼吸と腹圧を自分でコントロールする
左右差や癖を自分で修正する
言い換えると、誰かや道具が助けてくれる環境ではなく、自分の身体操作だけで成立させる運動です。
そのため、初心者の方ほど次のようなことが起こりやすくなります。
どこに力を入れたらいいか分からない
首や腰に力が入りすぎる
頭がブレない(頭がグラつかない)フォームを作れない
結果として、効かせたい場所に効かず、代わりに首や腰が頑張ってしまう。
これが、マットピラティスが難しいと感じやすい大きな理由です。
マシンピラティスが簡単に感じやすい理由
マシンピラティスでは、専用の器具を使用します。
代表的なリフォーマーは、初心者にとって特に分かりやすい特徴があります。
スプリング(ばね)が動きを補助してくれる
レールやストラップが動作の軌道をガイドしてくれる
身体を支える接地面が多く、安定しやすい
この環境があることで、動きの「正解の方向」に乗りやすくなります。
余計な力が入りにくく、狙った筋肉や関節を使いやすい。
つまりマシンピラティスは、身体を甘やかすのではなく、正しい動きを学びやすいように設計された道具です。
初心者の方ほど「分かりやすい」「動きやすい」と感じやすいのは、ここが理由です。
姿勢・動作・痛み・安心感を重視する現場での考え方
横浜筋トレスタジオでは、きつい運動をさせることや、難しい動きをこなすことを目的にしていません。
大切にしているのは次の4つです。
痛みを悪化させない
動いても大丈夫という安心感をつくる
頭がブレない(頭がグラつかない)フォームの土台をつくる
正しい姿勢と動作を身体に覚えさせる
この視点に立つと、いきなりマットで頑張るよりも、マシンでサポートを受けながら「正しい動きの感覚」を作っていく方が安全で、結果的に近道になりやすいです。
特に、腰痛や肩こり、姿勢の崩れが気になる方ほど、最初に必要なのは根性ではなく、身体の使い方の再教育です。
マットピラティスとマシンピラティスの本当の役割
どちらが上でどちらが下、という話ではありません。
役割が違うだけです。
マシンピラティスの役割
正しい姿勢と動作を学ぶための土台づくり
マットピラティスの役割
サポートなしで身体をコントロールするための応用と発展
多くの一般の方にとっては、
マシンで身体の使い方を学び、必要に応じてマットに移行していく。
この順番が無理がなく、継続もしやすい流れになります。
まとめ
マットピラティスは自由度が高い分、難易度が上がりやすいエクササイズです。
一方でマシンピラティスは、初心者や痛み・不安がある方が、安心して身体を整えるための優れた方法です。
もしあなたが、運動に自信がない、痛みが不安、姿勢を整えたい、フォームを安定させたいと感じているなら、最初の一歩は「頑張ること」ではなく「正しい動きを体験すること」から始めるのが効果的です。
横浜筋トレスタジオでは、体験の中で姿勢・動作・呼吸を確認しながら、今の身体に合う進め方を一緒に整理します。
まずは体験で、あなたの身体が「動いても大丈夫」と感じられるきっかけを作ってみてください。



