ピラティスを「運動療法」と捉えるメリット
ピラティスは「鍛える」だけではなく「整えながら強くする」運動
ピラティスというと「体幹を鍛える」「姿勢を良くする」というイメージが強いかもしれません。
しかし、運動療法(=不調を改善し、再発を予防するための運動)という視点で見ると、ピラティスの価値はさらに明確になります。
筋トレのように“筋肉を大きくする”ことが目的ではなく、
痛みや不調を生みやすい体の使い方を修正し、負担の少ない動作を身につける。
それが、運動療法としてのピラティスの強みです。
メリット1:痛みの「原因」にアプローチしやすい
肩こり・腰痛・ひざ痛などは、痛い場所だけが問題とは限りません。
多くの場合、背景には
- 呼吸の浅さ
- 姿勢の崩れ
- 関節の動きの偏り
- 体の使い方のクセ
といった要素が重なっています。
ピラティスでは、動作をゆっくり丁寧に行いながら「どこが動いて、どこが止まっているか」を確認できます。
そのため、痛みの背景にある “負担が集中する動き方”を見つけて修正しやすいのが特徴です。
メリット2:「弱いところ」を狙って鍛えられる
筋トレは、全身を強くするのが得意です。
一方で、不調がある方の場合は「鍛える前に整える」ことが必要なケースが少なくありません。
ピラティスは
- 体幹(腹部・骨盤周囲)
- 股関節周り
- 肩甲骨周り
- 背骨の動き
など、日常動作の土台になる部分を、必要な分だけ丁寧に使っていきます。
結果として、
「頑張っているのに変わらない」ではなく、
変化が出る順番を作りやすいのがメリットです。
メリット3:再発予防に強い(ここが最重要)
痛みが一度落ち着いても、体の使い方が変わらなければ再発しやすいです。
例えば腰痛でいえば、腹筋や背筋を強くするだけでは十分でないことも多く、
「立つ・歩く・物を持つ」といった日常動作の質が鍵になります。
ピラティスは、筋力だけでなく
動作パターン(正しい動き方)を体に覚えさせることが得意です。
つまり、ピラティスは
その場の痛みの対処に加えて、
再発しにくい体づくり=予防医療的な価値を持っています。
筋トレとピラティス、どちらが良いのか?
結論としては「目的で使い分ける」が正解です。
- 筋トレ:筋力・筋量アップ、代謝向上、パフォーマンス向上
- ピラティス(運動療法):不調改善、姿勢・呼吸・動作の修正、再発予防
もし目的が「肩こり・腰痛・ひざ痛などの改善」「将来の不安(転倒・寝たきり)を減らしたい」なら、
まずは運動療法としてのピラティスが非常に相性が良いといえます。
当スタジオでは「症状」から逆算してプログラムを組みます
肩・腰・ひざ・股関節など、気になる部位がある方ほど、
「どこを鍛えるか」より先に「どう動ける体にするか」が重要です。
体の評価を行い、必要な順番で
整える→支える→動かす→強くする
を組み立てます。
体験をご希望の方は、症状とあわせてお気軽にご相談ください。



