筋肉絶対主義は救われない

こんにちは!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

身体の健康を考慮した時に、多くの人はどうしても「筋肉」に目が行きがちになります。

このブログでも何度も伝えてきましたが、「筋肉を鍛えれば身体の問題解決が出来る」と考えられていたのは1960年ごろからの話であり、日本のフィットネスクラブや世間的にはまだ筋肉で身体の問題が解決出来ると信じられているわけですから、それを信じて闇雲に骨格筋を鍛え続ける中高齢者が多い印象です。

もちろん、筋肉を鍛える事はとても大切な要素ではありますが「関節が痛い」「姿勢が悪い」「歩きが遅い」「うまく歩けない・走れない」「バランス能力の低下」などの問題に対して、筋肉をいくら鍛えたところで良くならない可能性が非常に大きいと声を大にしてお伝えします。

ケースによっては筋肉や関節に負荷をかける事で、余計に関節の痛みを助長してしまう場合もあります。

最終的には筋肉や関節に負荷をかけても全身が全く問題なく、健康でいることが理想ではありますが、多くの方は身体の問題に対して、様々な段階をすっ飛ばして、いきなり筋トレをしようとします。これが大きな問題なのです。

もっと噛み砕いた表現にすると「自分の身体に必要な運動の種類」をあまりにも知らなすぎる人が多いです。

「テレビでやっているから」「プロスポーツ選手がやっているから」「雑誌で見かけたから」などの安易な理由で、簡単に見よう見まねで取り入れてしまいます。

プロのスポーツ選手でさえ時々、トレーナー目線からしてみたらあり得ないようなトレーニングをしている時もあります。

それだけ、まだまだ「本質を捉えたトレーニング方法」というのは日本では根付いていないのかもしれません。

「ゴルフスイングがうまくいかない」「うまく歩く感覚を忘れてしまった」「姿勢が悪いと良く言われる」

という場合、筋肉の前に脳神経に着目する必要があります。

なぜなら、それらの動作を決めているのは全て脳神経が筋肉や関節に指令をしており、動作のプログラミングを行なっているからであります。

その為、何か動作に問題があれば筋肉や関節の前に「脳機能」に着目することがお勧めです。

運動に関してで言えば、脳全体量の10%しかない「小脳」に着目していく必要があります。

小脳自体は対側の大脳皮質と繋がっており、運動時のおける「バランス」「姿勢」「動作学習」「全身の筋肉の力の入れ具合のバランス調整」という機能を持っていますので、運動中に何か問題ある場合は小脳に対する評価と運動を行うことが大切です。

年齢を重ねる度に、当然時間はどんどん貴重になっていきます。

その貴重な時間を「本質を捉えていない」「進化しない運動理論」しかない施設や環境で無駄な時間を過ごすのはあまりにも勿体無すぎます。

ぜひ、体験のお申し込みをお待ちしております。

現在はゴルフを趣味でやられている方の体験募集中ですが、その他に「腰痛」「ひざ痛」「股関節痛」「生涯自分の足で歩きたい」などのご要望の方も体験の申し込みが可能です。

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