果たして運動はやればやるほど効果出るのでしょか?!

おはようございます!横浜筋トレスタジオの宮原崇です。

運動習慣がある方は運動をしないことは、毎日の歯磨きをしないのと同じくらいの違和感を感じると思います。逆に、運動習慣がない方にとって、運動を行うことは、経験のない登山をするくらい、ハードルが高いものに感じてしまうかもしれません。

もしかしたら、運動よりも家でテレビのワイドショーを観ていた方が心地よい、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、自宅にテレビがない僕にとってはそちらの方が苦行に近い感覚です。

運動習慣を身につける、身につけないのは個人の自由ですので、人生において最も幸せだと感じるライフスタイルがよろしいかと思います。

しかし、運動指導者という視点から見ると「運動習慣がない」ことは筋力・関節に加えて「脳機能の低下」にも繋がるので、年齢を重ねた時に万一、大病になってからの回復状態に関しては、健康の時の運動習慣の有無によってかなりの差が出ますので、五体満足の身体を持ち合わせている時から、運動習慣を身につけることはとても大切な要素となるのではないでしょうか。

脳神経に対して運動の種類によっては脳幹部である「中脳」「橋」「延髄」を活性化させることが可能であり、運動そのもの自体が「脳トレ」でもありますので、気分がスッキリしたり、肩こりや腰痛が楽になる、ということも少なくありません。

「運動」というとどうしても、重たいものを持ったり、負荷の高い運動を連想してしまいがちですが、「身体の健康」「不調改善」に関しては脳神経の特徴を捉えて、ピンポイントを狙った運動種目を選択して実践していく必要があります。

脳神経の特徴は「使うことで機能が向上する」「使わないと簡単に機能低下する」というものがありますので、これらをうまく活用して「特異性」「時間」「タイミング」「ボリューム」「強度」「質」を考慮して、個々に合った運動プログラムがお勧めです。

決して闇雲に沢山やれば良いというものではなく、運動もいかに「戦略的」に行うかが大切ですので、健康づくりの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。