ピラティスと外力

横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。

このブログをご覧いただきありがとうございます。

ピラティスのエクササイズがただ単なる、外見的に「美しい」とか「かっこいい」「流行に乗っている」というものではなく、身体の健康に対して、どのように影響があるのか、を理解することでエクササイズの効果や意味合いが変わってきます。

今回は「ピラティスと外力」についての記事となります。

ご興味がございましたら、このままお読みください。

当スタジオで提供しているピラティスは、最終的な目標は「歩きがよくなる」「日常生活の動きが行いやすくする」ことです。

ピラティスの特定のエクササイズをうまくしたい、インスタ映えした動画を撮りたい、という方は他の施設やインストラクターの所に通うのがお勧めです。

この「歩き」「日常生活」には全て「外力」というものが存在します。

外力とは「重力」と「床反力」のことであります。

宇宙ではなく、ここは重力がある地球ですので、1Gという重力が常にかかっております。

この重力を私たちは無意識に利用して、日常生活やスポーツを行うことができてます。

逆に、この重力をうまく利用できなくなることで、重力が負荷に感じてしまい、いつも歩きで余計な力みが生じたり、立ち姿勢に無駄な筋緊張が走り、人より疲れる、という現象になります。

重力を有効的に活用できなくなる代表的な姿勢が「背中が丸い」「すり足で歩く」ということになります。

歩いている時には、かかとから着地できることで、床から「反力」がかえってきます。

これをうまく使うことで、足首をはじめとして、全身の関節が必要以上の筋力を発揮していなくても、推進力をうまく利用して長い距離歩けるようになります。

また、重力は地球の中心方向に引力で私たちを引っ張っていてくれて、この重力・反力、つまり外力を正確に感知することが出来れば、重力・反力という身体の外側のエネルギーを無限に得て、活用できるようになります。

それでは「外力を正確に感知する」とは、どのような意味合いがあるのでしょうか。

その答えは、重力や移動を感知する三半規管と耳石器の総称である「前庭覚」、反力や動作を感知する表在感覚である「皮膚」、深部感覚である「筋・関節」が「外力を正確に感知する」為に、必要な要素となります。

前庭覚の中での「三半規管」は頭がクルンと回る回旋の動作、「耳石器」は前後・左右の動作・加速度合いを脳に伝達してくれる役割があります。

皮膚や筋・関節であれば、それぞれの刺激が加わった時に、きちんと認知できているかどうかの能力が表在感覚と深部感覚となります。

前庭覚で正確な機能発揮ができないと、身体と重力方向、そして自分の身体がどのように加速しているのかがわからなくなり、歩くことがとても不安に感じてしまい、高齢者であれば転倒のリスクも高まってしまいます。

皮膚、筋・関節の感覚も乏しければ、どのように立っているのか、どのような環境下で身体が活動しているのか、環境と自分の身体の関係性、自分の身体の一部がどのように動いているのか、などが把握できなくなり、これも日常生活やスポーツのパフォーマンス低下の要因となります。

これらの問題に対して、フィットネスクラブや知識浅い運動指導者は「筋力向上」で問題解決しようとしますが、上記の理由から、筋力向上では問題解決できないことが容易に想像がつくかと思います。

長くなりましたが、本日は以上です。