腰痛の原因は意外なところに隠せているかも

横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。

本日3月1日で当スタジオは8ヶ月目を迎えました。

開業当初からあっという間でしたが、周りの方々に支えられて、8ヶ月前が2年前くらいの感覚になっております。これも毎日充実しているからであり、改めて開業して良かったと感じております。

夏に向けて新たに事業創出の為に、今日から本格的な準備に入りました。全世代に渡り世界基準の正しい運動理論や栄養サポートが出来る事を実現して行きます。今までは全人口の年齢層も比較的若く、生活様式も似ていて、同じような運動でもそれなりに効果が出ていたと思いますが、現代は多様化されている中で同じ症状や同じ問題であったとしても、解決出来る方法も人それぞれです。

何かの手法や技術、器具などの外的要因から当てはめていくのではなく、その方にとって、本当に必要な運動や栄養や日常生活の過ごし方を提供、サポート出来る事が必要になって来ると、個人的に考えております。そんな環境づくりが実現できる為にも、小規模ではありますが、モデルとなるものを創造していきたいと思います。

さて、腰痛などを運動で改善しようとジムやご自宅で一生懸命、腹筋運動に励まれている方がいたとします。実際には「腹筋・背筋を強化すれば腰痛が良くなる」と考えていらっしゃる方は多いと思いますが、私はむしろ、背骨を曲げ伸ばしをしたり、機械を使って上半身を捻る運動は「腰痛を悪化させる可能性がある」と考えております。

実際にそのような類の運動では、腰椎(腰骨)には3000〜5000ニュートン、キロに換算すると300キロ〜500キロの負荷がかかっていると言われております。腰痛になる事の多くの原因として「運動の仕方の誤り」「腰椎の過剰な動き」が見受けられますので、その状態で背骨を曲げ伸ばしする腹筋運動は人によっては、相当なリスクとなります。

この他に「モロー反射」というものが存在しております。これは人間が生後28週くらいに現れるものであり、仰向けで寝ている赤ちゃんが上の写真のように「両手をバンザイ指を開く」ような動きのことです。

生後5ヶ月前後で、この反射は通常消失するのですが、大人になってもこの反応が残ったり、様々なきっかけで再び出現する事があります。後ろから声をかけられたり、エレベーターが開いた瞬間に人がいたりすると、やたらとびっくりしたり、驚きのリアクションがすごい人はこの「モロー反射」が残っている可能性があります。

この反射が残ることで、常に身体は緊張状態になり副腎からストレスホルモンである「コルチゾール」の過剰分泌が起こり、交感神経が過敏になり、痛みに対する反応を強く感じてしまう場合がありますので、「身体の硬い柔らかい」「筋力の強い弱い」という視点の前に、脳神経がもしかしたら原因が隠されているかも?という視点を持つことで、真の問題解決の糸口が見つかるかもしれません。

ぜひ、新しい視点で日々の運動に取り組んでみてください。