女性が必要な鉄の特徴とは

横浜市中区本牧原バス停前で「生活習慣病の予防・改善ダイエットサポート」「肩こり・腰痛予防改善」「中高齢者の筋力向上・歩行改善」「筋トレ」「ピラティス」「野球サポート」を主体に仕事をさせていただいております、横浜筋トレスタジオ代表の宮原崇と申します。

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鉄の特徴を理解することで、どのように鉄という栄養素を摂取したら良いかが把握できるようになるかと思います。

成人の体内の鉄には、3~4g存在しています。

このうち、機能鉄と呼ばれている血中内にあるヘモグロビン、筋肉内にあるミオグロビンは70%

貯蔵鉄と呼ばれているフェリチンは30%存在しています。

こちらは血液検査によって、どのくらい存在しているかという事が把握することが可能です。

一方で血液検査で分からないもの、というのも存在します。

それが「マグネシウム」です。

マグネシウムは体内に約25g存在しています。

このうち、骨に50~60%、脳・筋肉・神経に40%に対して、血中にはわずか1%しかありません。

それでもマグネシウムの不足の有無を血液検査で推測する場合は「ALP:アルカリフォスファターゼ」の項目を見ていきます。

なぜなら、ALPを生成する為にはマグネシウムが必要となるからです。

そして、男女を比較すると鉄の摂取量にも違いが出てきます。

成人男性は1日の推奨摂取量が7.5mg

月経有りの成人女性は1日の推奨摂取量が10.5mg

月経無しの成人女性の1日の推奨摂取量が7.5~8.5mg

10〜15歳頃の成長期の女性は14mg

となりますので、男女比ではやはり、女性の方が多く摂取する必要があります。

男女ともに、1日の鉄の損失量は1mgとなります。

女性はこれに月1回の月経で30mgの鉄が体内から排出されてしまいますので、月に60mgの鉄が失われてしまいます。

この量を食事から摂取することは難しいので、サプリから摂取する方が現実的です。

余談ですが、サプリを毛嫌いする方が時々しますが、それはサプリの性質や身体でどのように消化・吸収・代謝されていくのかが理解出来ておらず、なんとなく薬と同じイメージを持つ方が多いように思えます。

鉄の必要量を理解して、鉄欠乏にならないようにしていきましょう。

本日は以上です。

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