野球でなぜ怪我した?

こんばんは!横浜本牧パーソナルトレーナー宮原崇です。

今朝から雨が上がり、目覚めも快調で東京の江戸川区の東大島に勉強会へ行って来ました。

今日のテーマは元メジャーリーグのトレーナーによる「動作分析に学ぶ理想の投球フォームと投手に必要なトレーニンング」でした。

私自身も高校入学してピッチャーというポジションを志願して、数ヶ月で肩を痛めたので、今日のセミナ中は当時の身体の使い方を思い出しながら他の方の投球フォームを静止画にして肩、肘を痛めるポイントをスポーツドクターの文献を参照にしながら講師の大貫崇さんが決め細く説明してくれたおかげで怪我をした原因に気がつくことができました。

例えば、前足を振りかぶって、そこから勢い良く前足を着地させた勢いと下から上の推進力を使って力強いボールを投げていくわけですが、ボールを投げ続けると肩と肘にストレスを与えるのはよくよく考えてみると当たり前といえば当たり前だと思います。

そのためアメリカで年齢別で年間最大イニング数と1日の最大投球数、投げた球数によって取るべき休息日数がシステム化されている「Pitch Smart」というのが存在しているそうです。

これはとても画期的で、例えば15〜16歳の投手が1日の試合では95球が上限とされていて、76球以上投げた場合は4日間、61〜75球は3日間、46〜60球は2日間、31〜45球は1日休むことが定義づけられています。

そう考えると私が高校1年時にほぼ毎日ブルペン、バッテイングピッチャー、練習試合と投げ込んでいて肩に痛みを抱えのも自然の摂理だったと感じます。

今日の講師の大貫崇さんが勤めていたアリゾナダイアモンドバックスのチーム課題は"DURABILITY IS MORE IMPORTANT THAN ABILITY"だそうです。

つまり、長いことグランドにい続けることが何よりも重要な能力だということです。

怪我をしない選手はチームにとって最も損失が少ないことなので、いかに大切かがわかります。

本日は以上です。