お尻上げのエクササイズは脳トレ?!

おはようございます!横浜市中区本牧原バス停前にある横浜筋トレスタジオのパーソナルトレーナー宮原崇です。

昨日は久々の休日でゆっくり時間を過ごせましたので、今日は朝から絶好調です。元日からトレーニングを開始して、バーベルの主体に全身を一日置きにトレーニングして負荷を掛けてきましたので、心身ともに良い休日となりました。

さて、パーソナルトレーニングでは準備運動をとても大切にしています。60分のセッションでしたら30分近くは準備運動に時間をかけていきます。僕自身は2〜3時間トレーニングしますので、日によっては1時間準備運動に時間を費やすときもあります。これはマインドのリセットも含めて、怪我をしない、質の良いトレーニングが出来る為に大切な時間となります。

仕事でも事前の準備によって良い仕事ができるかどうかが決まるのと全く同じことだと思います。

その準備運動の中に写真のように「お尻上げ」を主体に行うエクササイズがあります。見た目的には「ヒップアップ」「モモの引き締め」などの効果がありそうな印象があるか、思いますが、実はこれ「小脳の機能」が適切に働いているかどうか、と判断しているエクササイズでもあります。

運動指導者として小脳の評価をしていくとき、「虫部」「中間部」「半球部」という3つの部位にフォーカスをしていきます。

「虫部」は背骨の安定性、「中間部」は肩関節や股関節、「半球部」は手首、指先、足首、足の指と繋がっており、身体のどこかに問題、あるいは動きが低下している、うまく動かせられない、という時は小脳のそれぞれの部位に対してアプローチをしていきます。

お尻上げのエクササイズで一番多いのが「お尻をあげると腰が痛い」という症状です。これは「背骨の不安定性」ということでもありますので、この場合は「小脳の虫部の機能が低下している」可能性が高いので、運動での小脳の虫部が活性化する運動を行います。

しかし、脳の特性を理解せず、筋肉や関節だけに着目してしまうと、ついつい「筋力不足だからたくさん鍛えましょう」と、なってしまいます。これではいつまで経っても問題解決の糸口にならないので、気を付けましょう。

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